結論は
むくみの症状がひどくならないように、血流を促すマッサージや軽い足の運動などとともに、
水分制限と塩分・たんぱく質を制限する食事療法を継続しましょう。
腎臓は血液を濾過して老廃物や余分な塩分を尿として体の外へ排出してくれる。
また、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしている。
腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、
老廃物などが体に蓄積し尿毒症になるおそれがある。
尿毒症とは 本来腎臓では、体の中で不要になった老廃物や毒素を尿の中に排出するのであるが、腎臓が障害を受けて十分に機能しなくなると、
老廃物や毒素が体内に蓄積し、様々な障害を生じてしまうようになる。
これが尿毒症
尿毒症の主な症状は、
老廃物がたまることによる「食欲低下」「吐き気」「頭痛」「だるさ」や、
水分がたまることによる「むくみ」「動悸・息切れ」「息苦しさ」「尿量の減少」などである。
ほかに、「脈の乱れ」「血管の石灰化」「血圧が高くなる」「貧血」「骨が弱くなる」などの症状も起こります。
腎臓透析を維持するためには、厳密な体液量の管理を要するため、
水分摂取の制限が必要で、皮膚が乾燥しやすくなる。
乾燥によりかゆくなると我慢できず、どうしても掻いてしまうために皮膚にキズをつくり、
キズの部分がさらにかゆくなる。
腎病に係わるナゼについて
Q) 新たな国民病 慢性腎臓病「2つの透析治療」
A) 透析は一つじゃなかった。
慢性腎臓病(CKD)は、
20歳以上の8人に1人が罹患する、
新たな国民病とも言われている。
がんは話題になるけど腎臓病はねー?
その考え捨てましょう。
ヤバくても健康でもまずは検査を。
Q) 腎臓透析、肝疾患に伴うかゆみの治療 痒くなるんです。理由は。
A) 腎臓病は水分摂取の制限が必要で、皮膚が乾燥しやすくなる。
乾燥によりかゆくなると我慢できず、どうしても掻いてしまうために皮膚にキズをつくり、
キズの部分がさらにかゆくなる。悪の連鎖。
平成21年4月より新薬の使用が可能になった。
現在、水なしでも内服できるOD錠(口腔内崩壊錠)もあり、水分を摂取することなく内服することができ、腎臓透析中の患者さまにも好評になった。
Q) どんな人が罹るの?
A) 慢性腎臓病(CKD)はメタボリックシンドロームとの関連が深く、誰でもかかる可能性がある。
更に遺伝も関与する。身内に若死にした人 突然死した人 調べたら。
Q) 国民病とは
A) 慢性腎臓病(CKD)は初期には自覚症状がほとんどあらない。
それが、慢性腎臓病(CKD)の怖いところで、患者を増加させている原因でもある。
CKDは早期では治療で回復する。
しかし腎臓は一度あるレベルまで悪くなってしまうと、自然に治ることはあらない。
放っておくと、どんどん進行して、透析療法や腎臓移植を行わなければいけなくなる可能性がある。
慢性腎臓病(CKD)が進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状が現れてくる。Q) CKDを早く見つけるためには
A) 定期的に健康診断を受け、尿や血圧の検査をすることが早期発見として重要。Q) 肥満ってな~に(メタボ)外国に肥満の概念はない。日本だけ。
日本における肥満の概念は,欧米とは著しく異なることを理解しなければならない。諸外国にはない肥満症という概念。
A) メタボリックシンドロームの症状である「糖尿病」、「高血圧症」、「脂質異常症」は腎臓の働きを低下させる要因である。つまり、メタボリックシンドロームの人は慢性腎臓病(CKD)にもなりやすいといわれている。
Q) 判断は
日本では、ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm・女性90cm以上で、かつ血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れると、「メタボリックシンドローム」と診断される。
Q) えー 同じじゃないの?
A) 肥満症とメタボリックシンドロームは、どちらも肥満、とくに内臓脂肪蓄積のために起こる病気なので、重なり合う部分が多いのであるが、少し異なる。
Q) 予防は
A) 肥満症やメタボリックシンドロームの予防や治療は、肥満を解消すること、つまり減量が基本である。
それには、寝る前に食べない、食事はよく噛んでゆっくり食べる、菓子の間食やアルコール飲料を控える、
よくからだを動かす、といった、どれも当たり前のように思えることを、実直に実践することがカギを握ります。
やっちゃってるね。